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イメージラボ写真教室 Aコーステキスト改訂第3版

講議内容
スタジオ内での実技
■第1回目
・写真はなぜ写るのか?
・カメラの仕組み
・カメラとレンズの名称と役割
・カメラの持ち方と立ち方
・フィルムの種類、ISO感度とは
・フィルムの基礎知識
●課題:36枚撮り1本を全部撮る
大型カメラを覗いてみる
 レンズとフィルムを繋ぐ最もシンプルな暗い箱。4×5
(シノゴ)や8×10(エイトバイテン)と呼ばれる大判カメラを覗いてみます。
自分のカメラとレンズは?
 以下の内容の自分の機材リストを製作
カメラのメーカーと機種名、巻き上げ方法、DXコード、使用電池、レンズのメーカーと焦点距離、開放F値、AF・MF、口径、他

■第2回目
・まず失敗をなくすことから1
 1:中途半端な画面
 2:ピンボケ
・中途半端な画面をやめよう
・画面のバランスを意識する
・ピンボケをなくそう
・シャッター半押しの感覚
・自由な画面構成
●課題:被写体を中心からはずし縦位置と横位置の2種類を撮る。
撮影時のデーターを記録する。
ファインダーの四隅を見る
 カメラは動かさないまま、ファインダーの四隅をよく見る練習
シャッター半押しを覚える
 
半押しを維持したままもう一度

■第3回目
まず失敗をなくすことから 2
 3:ブレ
 4:画面が暗い、色がおかしい
・手ブレと被写体ブレ
・画面が暗い、明るい、色がおかしい
・カメラはどうやって露出を決めるか
・露出のミス
・露出補正
●課題:リバーサルフィルムで露出をずらした5カットを撮る。
スリーブ仕上げに指示して現像に出す。
手ブレの限界は?  シャッタースピード[ ]
露出計の変化を見る
 スタジオ内に明るい状況や暗い状況を作り、露出計の値の変化を見ます
露出補正ダイヤルの操作
 
補正ダイヤルの操作方法を確認します。

■第4回目
・仕上がりを正しく見る
・露出補正
・カメラはこうして判断する
・測光を誤りやすい場合
・光を読む
・なぜ適正露出が大切か?
●課題:同じネガを「機械焼き2L」と「手焼きキャビネ」に出してみる
違う照明光で見る
 同じカラープリントやスライドを光源を変え
てどう違って見えるか見てみましょう
TTLが狂う例とその補正例
 スタジオ内で明るさは変えずに背景だけを変えてみます。その時の露出はみなさんのカメラで計ってみます。実際にその露出と補正したものを6×7のポラロイドで撮影し比較します。

■第5回目
・「機械焼き」と「手焼き」
・露出-光の量を調節する
・「絞り」と「シャッター」との組合せ
・絞り・シャッター優先AE
・絞りとシャッターの効果
・ブレと被写界深度
・どう選ぶか?その具体例
●課題:動かないものを絞りを変えて撮る
:人をシャッタースピードを変えて撮る
データーも控えておくこと。
適正露出の組み合わせの変化
 スタジオ内を明るくし絞り優先モードでカメ
ラを被写体に向けてその時の適正露出(シャッタ
ー)をメモします。次に絞りを動かしてみます。
その時のシャッタースピードの変化を見ます。
プレビューボタンの操作
 スタジオ内に被写体、背景、前景となるもの
を配置してプレビューボタンを押してみて前後
のボケの変化を確認してみます。

■第6回目
・絞りの効果とレンズ
・被写界深度のまとめ
・交換レンズについて
・レンズの画角を体で覚える
・描写の特徴、遠近感とボケ
●課題:広角レンズ、望遠レンズそれぞれのの特性を生かした写真を撮る。
同じ被写体を同じ絞りで最短撮影距離と1.5m程度の距離とで撮ってみる。
同じ被写体を最短撮影距離で開放絞り近くと、最小絞り近くとで撮ってみる。
レンズを覗かずに撮影範囲をイメージする
 スタジオの一方に立ちカメラは覗かずに
50mmレンズで写る範囲をイメージしてみます
撮影距離を体で覚える
 数台のカメラを同時に設置しそれぞれ違う
レンズで、同じ被写体がファインダー内で同じ
大きさになるように距離を変えます。どれぐら
い被写体との距離が違うか? また背景として
写る範囲がどれぐらい違うのかを体験します。
カリキュラム、実習の内容は予告なく変更、追加される場合があります。

Bコーステキスト改訂第2版(旧版)

1回目 画面を構成する点、線、面
1.1 画面の中の「線」や「面」
1.2 トレース実習
1.3 三脚とその使い方
1.4 三脚使用のメリットと注意点
課題 画面構成
線や面を意識してそれらで構成されたものを撮る


2回目 交換レンズの応用
2.1 交換レンズ
2.2 各レンズの特徴
2.3 ボケ、遠近感の圧縮と強調
課題 レンズの特性を生かす。
広角レンズや望遠レンズの特製を生かしたものを撮る


3回目 フレーミングと色補正
3.1 フレーミングに気をつける
3.2 レンズの画角を体で覚える
3.3 色について
3.4 三原色、補色についての基礎知識
3.5 色がもたらす心理的効果とその利用
課題 ノートリミングを目標とする
36枚撮り1本を撮影して、コンタクトプリント(ベタ焼き)を発注する。そこからベストのものを選びノートリミングのプリントを作る。


4回目 記録から表現へ
4.1 写真を「見る」こと、「見せる」こと
4.2 読むこと・伝えること
4.3 記録から表現へ
4.4 代表的な写真集の鑑賞
課題 組写真または連作を作る
自分がとったものを見直して、何か一つのキーワードで編集する。3〜5点で構成する。


5回目 人工光による撮影
5.1 フラッシュ撮影
5.2 バウンス、デーライトシンクロ等
5.3 ライトを使った撮影
5.4 撮影に使える光源と簡単な道具
課題 各種光源による撮影
フラッシュの縦横位置のテスト、電球を使った撮影をやってみる。


6回目 デジタル処理。被写体とのコミュニケーション
6.1 デジタル処理の基礎知識
6.2 人との直接的なコミュニケーション
6.3 風景やモノへの深い知識と洞察力
6.4 技術の広がりと最後に求められるもの
6.5 Cコースへのお知らせ

見学は随時受け付けております。

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